松阪工場

エネルギーを大切に使う工場です

 

ヴァーレ・ジャパン(株)松阪工場は、昭和42年以来日本国内のユ-ザ-にニッケルの供給を続けてきました。 平成9年の生産能力増強後は、西側諸国最大のニッケル生産会社であるヴァーレのアジアにおける生産拠点という役割も担い、日本国内のニッケルユ-ザ-への供給とともに、台湾・韓国にあるヴァーレ社拠点への供給も行なうという幅広い活動も展開しています。

ニッケル年産60,000tは日本で最大の生産能力です。エネルギ-消費のきわめて少ない生産方式を採用、開発・改善を重ねて徹底した高効率化・合理化を実施、自動化を導入し少人数で運営・運転管理を実施。その結果ヴァーレ グル-プの中でも、もっとも生産コストの低い工場として世界でもトップクラスに位置しています。流動焙焼炉によりニッケルを生産しているのは国内で当工場だけです。自社開発による流動還元法により生産されるト-ニメットは使いやすいニッケル源として広く日本国内で使用されています。

インドネシアの酸化鉱を原料とするニッケル生産の過程から生まれる硫酸は、その品質の高さから当工場の特徴のひとつになっています。非常に清澄で不純物の少ない硫酸は長年の技術の蓄積と装置材料等の工夫・選択により安定して生産され、品質を重視する自動車のバッテリ-等の用途にも使用されています。

当工場が立地する三重県松阪市は温暖な気候に恵まれた自然環境のすばらしい地域です。地域社会の発展に貢献するとともに、この自然を守るため早くから環境対策への取り組みを実施してきました。工場敷地内及び周囲の水路にはメダカや鯉が群れて泳いでいます。他にもいろいろな生物が生息しています。この環境をいつまでも守りつづけることが私達の義務と考えています。作業環境の整備および従業員の安全と健康管理には多大の努力をはらっています。当工場の労働安全衛生対策は関係機関から高く評価されています。平成10年には労働大臣表彰の栄誉を受けました。工場の操業は24時間連続運転で行われていますが、生産部門は時代に先駆けて4直三交替制から5直三交替制に移行し、従業員労働条件の改善と余暇の創出に寄与しています。